倉敷いぐさ祭り
岡山県南部は「吉備<黍>の国」と称されるように、温暖な気候と、高梁川の恵みを受け、古くから農耕が盛んでした。干拓地開発が始まる10世紀以前では高梁川の河口に位置する倉敷市西阿知地区は貿易流通の拠点にもなり、「い草」が人々の生活の中心となっていました。
畳表や花ござといった生活を支え、潤し、生活に即した製品の供給。それぞれの伝統ある織りの模様や型。
「人」に優しく「地球」にも優しい、自然素材での生活へのアプローチの精神は今なお堅実に引き継がれています。日本の和の心を感じる展示即売会。